Kinoie Work Gallery

vol.06

頸城の家

美しい一枚の大きな額縁のような引き込み窓の奥には、広大に広がる田園、そしてその先には米山の美しい風景を望む最高のロケーションに建つ「頸城(くびき)の家」。緑豊かなオンシーズンだけでなく、秋は金色の野が一面に、冬は透き通るような白銀の世界が広がります。四季折々の表情を浮かべるこの地域の自然環境をそのまま住まいのピクチャーウィンドウに収めました。

 
母屋とゲヤを斜めに組む
米山を望む景観を中心にゾーニングを考えた結果、母屋と玄関部分のゲヤを少しだけ斜めにふった設計となりました。

薄くシャープに伸びた片流れの屋根、黒の金属サイディングと木目のテクスチャの対比が美しい、キノイエならではのシルエットは見る角度によって表情が変わります。周辺の景色に溶け込むようなデザインを意識しています。
杉と松の織りなすやわらかい空間
地元糸魚川産の杉材を豊富に使用した造作を天井やキッチン、収納などに採用。床は、程よい柔らかさと強度を兼ね備えている松を選定。シャープな外観とは対照的に、開放感あふれる吹き抜けを取り入れた室内はやかわらな光に包まれ、落ち着きのある空間にまとまっています。
五感で心地よさを感じる
米山を望む寝室はまるで田園の中のビレッジホテルのよう。キノイエの代名詞、杉のすのこ天井を配した二階のプライベートスペースは、吹き抜けを通じて家族間のつながりをアシスト。同時に効率よく室内の空気の対流を促し、夏冬エアコン1台で常時快適に過ごせます。
「ひらく」と「とじる」で変わる表情
玄関土間の空間は障子で開閉することで、オンとオフ、パブリックとプライベートを瞬時に切り替えることができます。
障子を閉めた時のやわらかい光が、そこにもう一つの光の間があることを感じさせ、空間に広がりを持たせます。そして、障子をひらくと玄関がリビングの一部に変わります。
このまちの顔になる
頸城の美しい風景の一部となったキノイエの佇まいが、通り行く人々の視界を楽しませてくれます。
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