Kinoie Work Gallery

vol.09

南寺町の家

ベースとゲヤのバランス、シンプルかつ普遍的な外観、キノイエが求める「何十年経っても飽きのこない美しさ」を素直に体現。地元糸魚川産杉の使用率をこれまで以上に高め、「地元由来の美しい家」を追求したのがこの南寺町の家です。
抜ける視界~デッキとつながるリビング
リビングはコンパクトなのに、これほど広がりを感じるのは、南面の三枚引き戸の向こうに長く伸びたウッドデッキのおかげ。ソトとナカをシームレスにつなぐこの連続性が居室空間以上の広がりを生みます。

このデッキが、天気の良い日はとても気持ちいい第二のリビングになります。
日本の家の美しいフォルムを追求
フラッグシップとなる上越モデルハウス「塩屋新田の家」のフォルムをオマージュした外観デザインは、シンプルでありながらゲヤの美しさが際立つ、日本の住まいの源流を体現しています。

また、ファサード部分には玄関サッシの手前に糸魚川産の杉材でつくられた格子の引き戸を設置。デザイン的なアクセントと共に干渉空間の役割を果たしています。
毎日の動線を考えた設計
居室空間として中心となるベースにはリビングダイニングを配置し、延長されたゲヤ空間には、寝室やユーティリティースペースを配置。プライベートとパブリックの位置関係を考え抜いた間取りになっています。

特に、寝室につながる小さなユーティリティースペースは、プライベートとパブリックの橋渡し役となる空間。物干しやクローゼット、ちょっとした読書スペースなど、コンパクトながらも多機能で使い勝手は抜群。もしかするとこの空間がいちばん重宝されるかもしれません。
庭を取り込むちょうどいい和室
座ってちょうどいい。眺めてちょうどいい。「落ち着き」を徹底的に考えて配置された庭と和室の距離感は、ここに座ってはじめて実感することができます。
地元の木材に囲まれて呼吸する
2階の空間は、天井から床、造作家具に至るまで、とことんまで糸魚川産の杉材にこだわってみました。糸魚川産の杉は黒心が多く含まれており、それが美しくないと思い込む方も多いのですが、実は張り合わせのパターンによってはとても美しいテクスチャが生まれます。フローリングはその黒心がアクセントになっています。

また、何といってもこの空間全体に広がる木の香りがとても気持ちいいのです。写真ではお伝えできないのが残念です。
EVENT 最新のイベント情報