Kinoie Work Gallery

vol.15

姫御前の家

[糸魚川市東寺町地内]
 

現代町家が感じられる、大きな格子戸と地元糸魚川杉の板壁。格子戸は昔からあるデザインで、機能と美を兼ね備えています。

 

風通しがよく、程よく目線を遮りつつ、圧迫感を無くし、さらには均等に並んだ縦のラインが外観に繊細な美しさをもたらしてくれます。

 

期間限定モデルハウス姫御前の家

外とのつながりを持てる場
姫御前の家の大きな特徴は、外とのつながりを持てる場がたくさんあること。

明と暗の縁側デッキと、それをつなぐインナーデッキ。
その縁側デッキを介し、庭を部屋の一部として内部化して取り込むことで、家の中にいながら外の心地よさを感じることができます。

そして、2階の窓からは糸魚川の山々や、大きな桜の樹を望むことができ、窓を開けると家中に風がぬけ、葉の触れる音や、小学校のこどもたちの元気な声が聞こえてきます。
広間とひとつづきの大谷石の玄関土間
やわらかな風合いを持つ大谷石の土間で、杉との相性がよく、あたたかみのある玄関に。

大谷石は吸湿効果があり、濡れた靴でも安心して歩くことができ、消臭効果や調湿効果もあるため、玄関の空気をきれいにしてくれます。マイナスイオンも放出しているので癒し効果もあり、障子をあけておくと、居間にいてもその効果を感じられます。

また広さがあるので、ご近所さんがお野菜などを持ってきてくれたときも、土がついたまま土間に置いておくことができたり、冬の除雪道具も置いておくことが出来ます。
糸魚川杉でつくる心地よい木視率
床や天井、家具に木を使うことで人が心地よく感じられる「木視率」に調整しています。

木視率とは、視界に入る木材の割合のことで、心地よいと感じられるのは40%前後と言われております。

ずっといたくなる空間、家族が笑顔で団らんできる空間へ。
姫御前の家では糸魚川杉をふんだんに使用。毎日触れるものだからこそ、地元を感じ、愛着のある家へ。
将来を考えた住まいのかたち
住まう家族の変化に合わせるように、子供部屋には間仕切りを設けず、家具によって空間を仕切れるようにしています。

主寝室は1階にあるため、将来は平屋のような暮らし方ができるようになっています。
美しい町並みを創り出す現代町家
キノイエは美しい町並みをつくることを意識したファサードにしています。
同じ設計思想である姫御前の家と東寺町の家が並び、この通りの景観を整え、ご近所さんやこの家の前を通る人も、みんなが心地よく、素敵な町だと感じるようにしています。

家はそこに住む人の家でもあり、その地域に佇む家でもあります。
家そのものだけでなく、庭や敷地全体、そして周りの町並みと調和する住空間の設計を大切にしています。
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