vol.07
安国寺の家
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[上越市西本町地内]
「安国寺」は、現在の上越市西本町エリアに存在する古来の町名。その昔、足利尊氏によって、元弘の乱以来の戦死者を弔うために全国各地に建立された「安国寺」の跡地がこの地域内にあることが町名の由来。600年の歴史を持つ氏神様が祀られている稲荷神社があります。また、60年以上の歴史を誇る伝統の屋台と、御饌米奉納時の若衆の褌姿が特徴の安国寺の祇園祭が有名です。
その歴史のある地区内に、静かに溶け込むように建てられたキノイエの住まい、それが安国寺の家です。 -
歴史あるまちなみに溶け込むデザイン
かつては家々の雁木が連なる歴史情緒あふれたまちであった上越市の安国寺エリア。その名残を現代風に再現した板張りのゲヤ。古くからこのまちに暮らしている人々の心に親近感を抱かせる、そんな落ち着いたベーシックデザインを心がけました。 -
素足が心地よい浮造りの杉床
やわらかく温かみのある天然杉。そこにしっかりと凹凸のある浮造り仕上げを施した無垢の床が、夏冬を問わず、素足に心地よい感覚を与えてくれます。子どもたちの健やかな成長は足の裏から。そんな優しさが伝わる室内空間です。 -
1階と2階で表情が変わる杉床
2階の床も天然杉の無垢材を使用していますが、その表情は1階と異なり、より陰影の深いものを選定しています。歳を追うごとに少しずつ変化する色味も無垢材の魅力の一つです。 -
シンプルで機能的な収納
プライベート空間では、完全に閉じた収納よりも、半開放でいつでも使いたいものを素早く出し入れしたい。しかし、収納物はさりげなく視界からずらす。収納そのものの存在もシンプルで機能的であることを最優先にデザインしました。糸魚川産の杉材の美しいテクスチャと柔らかい風合いが活かされています。 -
"思"産価値の高い家
上越地域の暮らしの中で何十年経っても飽きのこないデザイン。時流に流されず、オーナー様の成長にしっかりと寄り添い、年をかさねていくほどに愛着が深まる住まい。私たちは、それを"思"産価値の高い家と定義づけています。
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