コストと性能のバランスをとことんまで追及して生まれた大和の家。
玄関ドアを開けると、広い土間とリビングのちょうどいいつながりが他とは違う新鮮な印象を与えます。しかし、それはどこか懐かしい町家の面影を残しています。リビングは完全引き込みのワイドオープンサッシで、晴れた日は思いっきりソトを取り込むことが可能。吹き抜けを見上げると、キノイエのアイデンティティでもある二階のすのこ天井が全体のトーンを優しく整えています。
vol.03
大和の家
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[上越市大和地内]
「おじいちゃん、おばあちゃんになったとき、自分たちがこの家で生活している姿が想像できた」そう語っていたお施主様夫妻。その言葉を大切に、設計した住まいのかたちです。
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本物の上質さに囲まれたちょうどいい空間
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家族の時間、夫婦の時間を大切に
ダイニングテーブルに座った時、そこに流れる時間が少しだけゆっくりとなるような空気感。そこに必要なのは、広すぎず、狭すぎない「ちょうどいい間」、そして「本物の自然素材」に囲まれること。キノイエでは、手の届く上質さを追及し、独自のデザインで「ここにしかない」空間を実現しています。 -
職人の手仕事が随所に光る佇まい
リビングのベンチソファ、TVボード、シューズボックス、寝室のサイドテーブルなどは、キノイエの設計スタッフと地元の建具職人さん、家具屋さんたちと共に一つひとつ丁寧に考えて創造されたオリジナル。デザインだけではなく、手に触れたときの感触や質感、既製品では味わえない、お施主様の「所有する喜び」を大切にしています。 -
暮らしの変化にしなやかに寄り添う
2階の居住スペースは、ワンフロアを基本に、さりげなくミニ書斎スペースを確保。プライベート空間ならではの細かく仕切らない間取りにすることによって、家族の暮らし方の変化に柔軟に対応。すのこ天井は、圧倒的な断熱性能+吸放湿効果に加え、吸音効果も抜群。音の違いは、上質さのバロメーターとしても非常に重要です。 -
雁木のある暮らし
この上越地域では、かつて多くの家に当たり前のように備わっていた、まさに暮らしの必需機能であった雁木。この地域で生まれ育った私たちの幼少期の暮らしの記憶を象徴するアイデンティティのような存在。現代の暮らしに合わせ、少しだけカタチを変えて取り入れた住まいです。
夕暮れ時の帰宅、赤く染まる我が家の庭木を眺めながら雁木を歩いて外玄関の扉を開ける。そして土間のある中玄関を開けて「ただいま」、「おかえり」といつもの言葉を交わす・・・この写真からそんなことをイメージしてもらえると、キノイエの様々な暮らしのシーンがちょっとだけ垣間見えるかもしれません。住まいはコンパクトですが、ソトをナカをつなぎ、とても贅沢な時間と空間を生み出す設計になっています。
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